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「年収の壁」が変わりました——今年の働き方を決める前に知っておきたいこと

  • 執筆者の写真: 尚生 町田
    尚生 町田
  • 8月17日
  • 読了時間: 3分

「扶養の範囲は年収◯◯万円まで」——長くパートで働く方の合言葉のようになってきた「年収の壁」。実はこの目安が、令和8年(2026年)から変わっています。


去年までの感覚のまま勤務時間をセーブしていると、「本当はもっと働けたのに損をしていた」ということが起こり得ます。逆に、給与を支払う側の経営者にとっては、源泉徴収や年末調整の取り扱いが変わる話でもあります。両方の立場に向けて、要点だけやさしく整理します。


※この記事の税金の取り扱いは2026年8月時点のものです。具体的な金額・要件は必ず最新の情報(国税庁)でご確認ください。


【何が変わった?(ざっくり3点)】


1. 基礎控除などの「非課税の土台」が引き上げられました。誰にでも関係する部分が広がった、というイメージです。

2. 扶養に入れるかどうかの「所得の目安」も引き上げられました。つまり"壁"の位置が動いています。

3. 大学生年代の子ども(19〜22歳)については、一定の年収を超えても段階的に控除が受けられる新しい仕組み(特定親族特別控除)ができました。「子どものバイト代が増えたら扶養が一気に外れる」という崖が、なだらかになったイメージです。


【扶養の範囲で働く方へ:まず「去年の感覚」を捨てる】


・「◯◯万円を超えたらダメ」という昨年までの数字は、もう目安になりません。

・しかも「壁」は所得税だけでなく、社会保険の壁(勤務先の規模などで変わる)もあり、それぞれ別の話です。混同すると判断を誤ります。

・働き方を決める前に、最新の数字で一度確認する——これだけで損を避けられます。


【経営者・給与担当の方へ:年末調整で「二段構え」になります】


・改正の一部は年の途中から反映されるため、毎月の源泉徴収と、年末調整での精算が「二段構え」になる年です。

・従業員から「扶養の範囲、どうしたらいい?」と聞かれる場面も増えます。会社としての答えを準備しておくと、秋の年末調整がぐっと楽になります。

・申告書の様式も変わっています。10月の書類配布の前に、変更点を押さえておくのがおすすめです。


【まとめ】


・「年収の壁」の位置は令和8年から動いた。去年の数字で判断しない。

・所得税の壁と社会保険の壁は別物。セットで確認する。

・経営者は年末調整の二段構えと新様式に早めに備える。


【当事務所にできること】


扶養の範囲の考え方、パート・スタッフさんへの説明資料づくり、年末調整の段取りまで、給与を支払う側・働く側の両方の目線でお手伝いします。


「うちのスタッフの場合は?」——具体的な数字での確認は、無料相談でどうぞ。

初回相談は30分無料です。お問い合わせフォームまたはLINE(https://lin.ee/zkv6DDH)からどうぞ。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、記載は2026年8月時点の制度にもとづきます。具体的な金額・要件・適用は個別の状況と最新の制度によりますので、必ず税理士にご確認ください。

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