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freee導入でつまずかない——最初の設定5つのポイント(税理士が毎回直している所)

執筆者の写真: 尚生 町田
尚生 町田
6 日前
読了時間: 3分

「freeeを入れたんですが、正直よく分からなくて…」——導入後にご相談に来られる方の帳簿を拝見すると、つまずきの原因はだいたい同じ場所にあります。


この記事では、私たちが「あとで直すことになる5か所」を先回りでお伝えします。

最初に整えておけば、freeeは本当にラクになります。


※記載は2026年9月時点。画面・機能名は更新されることがあります。


ポイント①:開始残高を入れずに走り出さない


freeeを使い始める時点の預金残高・売掛金・借入金などの「開始残高」を登録しないまま取引だけ入れていくと、帳簿の残高が実際と合わず、あとから突き合わせ作業が発生しがちです。導入したその日に、通帳・借入明細を手元に置いて開始残高から。ここが一番の分かれ道です。


ポイント②:口座とカードは「事業用」だけ登録する


プライベート兼用の口座・カードを登録すると、私的な支出が大量に流れ込み、「事業主貸・事業主借」だらけの帳簿になります。処理量が増えるだけでなく、見たい数字(事業の損益)がノイズに埋もれます。


ベスト:事業専用の口座・カードを作って、それだけを登録

難しければ:事業に使う割合が高いものだけ登録し、プライベート分は都度振り替え


ポイント③:勘定科目は「増やさない」が正解


「広告宣伝費とWeb広告費を分けたい」「会議費と打ち合わせ費を…」——科目を増やしたくなりますが、科目は粗く、詳細はタグ(メモ)でが原則です。

科目が多いと入力のたびに迷い、集計もブレます。

迷ったら既存の科目に寄せて、分析したい切り口は「取引先」「品目」「部門」タグで持つ——これがfreeeの設計思想に合ったやり方になると考えます。


ポイント④:タグ設計は「何を分析したいか」から逆算


タグは便利ですが、無計画に付けると育ちません。

最初に「月次で何を見たいか」を決めて、それに必要なタグだけ運用します。


例:事業が2本柱なら「部門」で分ける/取引先別の粗利を見たいなら「取引先」を必ず付ける

逆に、誰も見ない切り口のタグは作らない。付け続けられないルールは無いのと同じです


ポイント⑤:請求書もfreeeで発行する(データが一気通貫になる)


請求書を別のツール(Excel等)で作っていると、売上の計上・入金消込が手作業になります。

freeeで請求書を発行すると、発行→売掛計上→入金消込までがつながり、消し込み漏れ・二重計上が構造的に起きにくくなります。

インボイス(適格請求書)の記載要件にも対応しやすくなります。


おまけ:最初の1か月は「並走」がおすすめ


設定を整えても、最初の1か月は判断に迷う取引がたいてい出てきます。

そこで変な癖がつくと、1年分の修正になって返ってきます。最初の1〜2か月だけ税理士と並走して「型」を固めるのが、結局は負担が小さく済みやすい進め方です。


まとめ


①開始残高から始める(走り出す前に)

②口座・カードは事業用だけ

③科目は増やさず、分析はタグで

④タグは見たい数字から逆算して最小限

⑤請求書もfreeeで発行し、一気通貫に


当事務所にできること


freeeの初期設定・科目とタグの設計・最初の並走(1〜2か月の型づくり)をパッケージでご支援しています。「入れたけど使いこなせていない」状態からの立て直しも歓迎です。


「うちのfreee、この設定で合ってる?」——画面を見ながら30分で健康診断できます。
初回相談は30分無料。フォームまたはLINE(https://lin.ee/zkv6DDH)から。

※本記事は一般的な情報提供を目的とし、2026年9月時点の内容です。機能の詳細はfreeeの最新のヘルプをご確認ください。

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